フリーの本格的3次元CADの検証:第2弾は、オープンCAE勉強会@関西(2013/4/20)で公開された
- ポンプの解析(教育実習用)1 (宮部) (PDF)
の資料(ここではFreeCADで作成している)を参考に、同じものを作ってみました。
前回の作品に比べると、ずいぶん複雑なので必要テクニックを調べるのにほぼ1日を費やしましたが、やり方がわかってしまえば簡単でした。図面と照らし合わせながらの作業で、15分もあれば出来てしまいます。
備忘録を前回と同じように残すことも考えましたが、前回をはるかに上回るボリュームになってしまいそうなので、今回は動画チュートリアルで残すことにしました。それでも、これもサイズが大きくなって3部作です。
ベースプレートの作成
断面図をスケッチで描いて、原点軸まわりに回転体を作るだけですね。ここまでは、前回の作業とほとんど変わりありません。回転押し出しはむしろ簡単でしたね。ただ前回は気づきませんでしたが、原点や軸を最初に入れておいたほうが作図しやすいですね。
ブレードの作成
ブレードの断面は、円弧の組み合わせからトリミングを使ってチャチャッと作成して、垂直押し出し、端面にフィレットかけて、枚数分コピーを作成、と前回の作品にはない新しいテクニックが満載です。
アノテーション
CADデータとしては本質でなく、これで製造図面になるものでもないですが、こうやって簡単にアノテーションが入れられるとなると、作成したモデルの寸法検証が簡単に出来るってことだし、モデルを説明したりする為のチャート作りにも役立ってくれそうです。
日本語メニューについて
前回の作品は操作画面が英語メニューになっていましたが、今回は日本語です。自分の前回の環境(Win7)ではデフォルトで英語になっていたのが、別のWin8のマシンでは日本語が立ち上がってくれました。
先日の岐阜の勉強会にて報告したところ、言語メニューを切り替える方法を教えて頂きました。File ⇒ Option ⇒ Advanced ⇒ Language: です。
設計業界初心者です。
組み込み、整備のエンジニアとしての経験を経て、更なる顧客満足のために3Dキャドを学習しております。
具体的かつ、わかり易いご説明での情報開示ありがとうございます。
テンポよい語り口調のような解説なので、空き時間のスキルアップにリラックスして学ばせて降ります
ありがとう御座います。