1カ月ほど前に、年金請求の手続きを済ませた。その時の話では、約2カ月後に年金証書が届きます・・・とあったんですが、早くも昨日に届いたので、お役所の仕事にしては珍しくスピーディーだった・・・という事になるのか?
昨日は飲んで帰って、酔っていたので、じっくり証書を確認しなかったんだが、本日改めて確認してみた。すると・・・
何と!
年金支給額:0円
支給停止理由:01
となっていた。裏面を見ると・・・
(赤の下線部)支給停止理由(01)とは、厚生年金の被保険者である為?!
ということになる。個人事業でそんな事になるはずがないんだが・・・思わず「ねんきんダイヤル」となりかけたが、本日は休日で受付時間外であったので、そこは思いとどまった。
そこで改めて裏面をもう一度じっくりと読みなおしてみたところ、ようやく緑色のアンダーライン部に気づいた。つまり、自分がはじめて年金の受給権を取得した時点(誕生日)における状態であるということ。勤めていた会社の仕組みでは、誕生日が退職日となるが、退職日にはまだ在籍している事になるので、この時点では被保険者。翌日になれば被保険者ではなくなるんだが、あくまで誕生日の時点での証書・・・という事になっているらしい・・・
結局、1カ月前の年金請求に対する「決定通知書」ではなかった。多分、予定通り、あと1カ月もしたら、改めて届くのだろうと一安心というか、一抹の不安も残るが、あと1カ月待って状況が変わらなかったとしたら「ねんきんダイヤル」すれば良いものと未決棚入れできた。
それにしても、そもそもこんなものを送付してくれる必要があったんでしょうかね。自分と同年の定年退職者の多くは再雇用を選ぶので、そういう人にとっては、単なる確認書類。ただ、確かに権利があるのに年金請求していない人(今時、そういう人が居るのか?)には必要な措置だったかもしれない面はあって、それらを区別して処理するより、一括処理の方が簡単ということかもしれないけど。だとしても、もうちょっと配慮した届け方(年金請求を済ませた方に対する通知書ではありませんなど明記)があれば済んだ話じゃないかと。
この通知書を貰って、思わず「ねんきんダイヤル」してしまった人は、かなりの数になるんじゃないだろうか。自分のようにダイヤルまではいかなかったにせよ、再雇用を選ばなかった定年退職者(その選択そのものに不安があったはずの人)に余分な不安を与えた罪は大きい。やはり、所詮お役所仕事であったなぁ・・・の感。残念。