[[FLUSH>]] の OpenFOAM対応版を開発チームから入手したので、テストしてみた。
-かなりのすったもんだの挙句、ようやく2台並列の動作を確認することができました。
-上の写真、左側のマシン(ノートPC)にて、FLUSHの管理ホストと、DEXCS-OpenFOAM(FLUSH対応版)ランチャーを搭載したVMマシンが実行中。右側のマシンはusb起動した計算サーバーとなるマシンのうちの1台。topコマンドにて、simpleFOAMを実行中であることがわかる(はず)。
USB起動ディスクの作成
-マニュアル記載通りの方法で問題なし。
USB起動方法
-BIOS でFirst Boot がUSB になっていれば、、、とあるが、古いマシンではそうはなっていない。
-[[このあたりの記事>]]を参考に、[[PLoP BootManager>]]を入手して、起動用のCDROMを作成する。
-ダウンロードすると、いくつかイメージファイルが同梱されているが、
plpbt.iso – boot manager cd iso (floppy emulation mode)
をイメージ書き込みし、これでマシンを起動する。起動画面↓
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-ここでusbを選択すれば、usbから起動できるのだが、すんなり起動できたものと、そうでなかったものもあるので、話はややこしい。
-問題は下の画面表示からうんともすんとも動かなくなってしまうマシンが存在したこと。
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-usbへのイメージ書き込みに問題があったのかも?と、何度もやり直したのだが、、、解決策は原始的方法。他のusbコネクタにつながっているもの(キーボードやマウス)を抜き差ししてやることであった。
VMマシンのネットワーク設定の問題
-仮想マシンのネットワーク設定はブリッジ接続にしておく必要があった(気付くまで何度もリトライしてしまった)
並列動作の不具合
-当初、領域分割(decomposition)が途中で止まってしまって、先へ進めなかった。
-やむなくランチャーのソ-スコードを解読してコマンド入力で確認。⇒メモリー不足のエラーメッセージが出ていた。よくよく調べたら、FLUSH管理サーバーへのメモリ割り当てが、わずか128MBとなっており、それならばと納得。ランチャーの使用量と同程度には確保しておきたいところであった。上の写真では、メモリーを1G確保して、X-Windowsで動作させている。