OpenFOAM-1.5.x に添付tutorialsの中に表題のソルバーに関する例題(multiRegionHeater)があって、動作確認してみました。
-問題設定はなかなかよく出来ています。
中央がヒーターブロック。
下部は密封構造内の空気流れ。
間に仕切り版があって、上部は強制対流、といったところでしょうか。
-添付の Allrun を叩けば、一発で、メッシュ作成から計算実行までやってくれる。計算時間は5分程度。
-但し、可視化まではやってくれない。
paraFoam を実行してもメッシュが表示されるだけ。
mv 0 org0
foamToVTK -region bottomAir
foamToVTK -region leftSolid
foamToVTK -region rightSolid
foamToVTK -region topAir
foamToVTK -region heater
として、結果データを領域毎に、VTKフォーマットに変換して、paraviewで見る必要があるようです。
-このチュートリアルそのものは、1.5の環境でもそのまま動きましたが、1.5-devでは動きませんでした。