snappyHexMeshのレッスン1(完成版)

DEXCS2009-OpenFOAMに付属の標準チュートリアル問題では、流体領域の外部境界はblockMesh⇒aitoPatch⇒createPatchという手順で作成してありましたが、本例では、外部境界も自由曲面のSTLファイルから作成し、いわゆる自由曲面の内部流れの問題を解く例題となっています。
-モデルは[[こちら>]]
(10/19追記:モデルが正しくなかったので修正版に差し替えました。以前ニアップしたものは[[こちら>]]で、このモデルはパーツ毎に分割されていません)

-Winkチュートリアルは[[こちら(サイズ大34MB)>]]

流体領域の外部境界を、境界条件の種別に応じて、それぞれ別のSTLファイルとしてエクスポートしておきます

-blenderでの作業がどうしても困難という人は、使い慣れたCADで、この作業を事前に済ませておくという方法でもOKです。

snappyHexMeshDict+ Exporter のGUI画面では、上で分割した個別のSTLファイルに対して細分割レベルを規定します

snappyHexMeshDictを直接編集して、メッシュの内部になる座標値を修正します

メッシュが作成できたら境界条件ファイルですが、その前に exe/constant/polyMesh/boundary を一部修正しておく必要があります

-この部分に関して、現在のランチャーでは修正の為の明示的なメニューボタンがありませんが、次のヴァージョンでは実装予定です。

境界の名前が全て変わってしまっていますが、patch名取得⇒ファイル再読込みボタンとクリップボードを上手に使って、境界条件を書き直します

-ここは少々コツが必要ですが、慣れてしまえば簡単です。

あとは、標準テンプレート問題の計算を実施するのと全く同じ手順で、可視化の完了まで進行します

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