搭載しているOpenFOAMですが、当然のことながら、OpenFOAM-2.0.x です。
但し、今年の8月頃に入手したもので最新のものではありません。実は、最新のものだと、アプリケーションの一部にうまく動かない(Allwmakeは成功するがチュートリアルが動かない)ものがあるので、敢えて少々古いヴァージョンでリリースすることとしました。
それでも最新のものを使いたい人は、
git pull
コマンドで更新して使ってもらえばよいのですが、8月以降にOpenCFD社がSGIに買収されたのを契機に、git レポジトリが変更になっており、その部分(OpenFOAM-2.0.x/.git/config ファイルの url表記部分)
git://github.com/OpenFOAM/~
は変更しておいたのですが、それだけでは、すんなりいかないようです(下のスクリーンショット参照)。
何やらエラーメッセージが出ますが、黄色のアンダーライン部の仰せのごとく、
git stash
して、再度 git pull すれば最新版に更新されます。
あ、それと、更新後、Allwmakeは当然ですが、
~/OpenFOAM/OpenFOAM-2.0.x/etc/controlDict
中、
AllowSystemOperation
の部分が、更新されると「0」になっていると思うので、これを「1」に変更するのと、(こうしないと pyFoam による初期流れ場計算が出来なくなります)
~/OpenFOAM/swak4Foam
もAllwmakeをやり直す必要があります。
ランチャーの「ヘルプ」メニューからたどれる、「DEXCS2011 for OpenFOAM について」という資料の最終ページ(-1)に記してありますが、念の為。