Hira Stl Viewer


Cd値(抵抗係数)やCl(揚力係数)を計算するのに、流れの方向から見た投影面積が必要になります。多分、市販のCADツールを使えばそれなりに計算が出来るんでしょうが、オープン系のツールでは良い物を知りませんでした。ようやく見つけたのでここに紹介しておきます。

Hira Stl Viewer_055

ダウンロードはこちら

上の図中、オレンジ色で示すような投影図が表示され、その断面積を計算してくれます。但し、X-Y平面への投影面積しか計算してくれないので、異なる方向を調べたい場合は、モデルそのものを回転変換する必要がありますが、その回転操作そのものも簡単に出来ます。

 

以下に嬉しかったことを記しておきます。

日本語メニュー

投影面積計算以外にも解析機能が充実

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Windows8.1でも使えた

最新版のリリースが2008年と少々古く心配しましたが、問題ありませんでした。

Wineでも使えた

Wineというのは、Linux上でWindowsアプリケーションを動作させるプログラムの事で、冒頭のキャプチャー図も、Linuxマシンで取得したものです。

モデルのピックの仕方にコツが必要かも

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「Hira Stl Viewer」への2件のフィードバック

  1. 図中にあるXY平面への投影図と、その断面積の出し方が分かりません。
    この手順を教えて頂けないでしょうか?

    昨日の勉強会で車両周りの解析をやってみたくなりました。

    1. 解析メニューから、投影面積を選択し、「計算」ボタンを押すだけなんですが・・・
      ⇒「モデルをピックしてください。」」というメッセージが出てきて、ピック(右ボタンクリック)のやり方に少々コツというか、しつこくやり直す必要があるかもしれません。

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