Cd値(抵抗係数)やCl(揚力係数)を計算するのに、流れの方向から見た投影面積が必要になります。多分、市販のCADツールを使えばそれなりに計算が出来るんでしょうが、オープン系のツールでは良い物を知りませんでした。ようやく見つけたのでここに紹介しておきます。
ダウンロードはこちら。
上の図中、オレンジ色で示すような投影図が表示され、その断面積を計算してくれます。但し、X-Y平面への投影面積しか計算してくれないので、異なる方向を調べたい場合は、モデルそのものを回転変換する必要がありますが、その回転操作そのものも簡単に出来ます。
以下に嬉しかったことを記しておきます。
日本語メニュー
投影面積計算以外にも解析機能が充実
Windows8.1でも使えた
最新版のリリースが2008年と少々古く心配しましたが、問題ありませんでした。
Wineでも使えた
Wineというのは、Linux上でWindowsアプリケーションを動作させるプログラムの事で、冒頭のキャプチャー図も、Linuxマシンで取得したものです。
図中にあるXY平面への投影図と、その断面積の出し方が分かりません。
この手順を教えて頂けないでしょうか?
昨日の勉強会で車両周りの解析をやってみたくなりました。
解析メニューから、投影面積を選択し、「計算」ボタンを押すだけなんですが・・・
⇒「モデルをピックしてください。」」というメッセージが出てきて、ピック(右ボタンクリック)のやり方に少々コツというか、しつこくやり直す必要があるかもしれません。