昨日(2024/2/10)、第76回OpenCAE勉強会@岐阜にて、表記について紹介した。OpenFOAMのAllrunシリーズについては、約1年半前の記事において状況を記して以来の更新情報となる。勉強会では約6年前の発表以来中断していたが、Allrun そのものは継続して実施している。
今回(OpenFOAM-v2312)も年初に計算を開始して、1週間ほど前に計算が終了していた。計算結果のログ解析について、少々の手作業項目が必要な状況にはあるが、計算が終了した即日で、データベース化も完了していた。
発表を中断して以降の公開がデータベースだけの公開に留まっていたのは、結果の数値だけを見ていたのでは、あまり面白みがなかったからである。従来はデータを表計算シート上でグラフ化しすることで、それなりの情報発信になると思って発表したが、グラフ化する手間が半端でなく、これを都度実施する元気がなかったというのが正直なところであった。
今回これらのグラフを表計算シートでなく、データベースから直接グラフ化することで、手間も大幅に少なくなったので勉強会で紹介するに至った次第である。 ⇒ 紹介したデータベースの公開記事
なお、現在のところは、サーバー管理者がバックボーン(phpMyAdmin)で作成したグラフのスクリーンショットの公開になっているが、次のステップでは、閲覧者が自在の切り口でデータをグラフ化できる仕組みを構築準備中である。
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