OpenFOAMが1.5になってから、snappyHexMeshという、六面体の自動メッシュツールが使えるようになりました。そのお試し計算です。
解析領域全体
–設定ファイルなどは、
からダウンロードしたものを、ほとんどそのまま使っています。形状データ(stlと表面パッチ名)を変更しただけです。
車両まわり
–車両モデルは、以前にも紹介した、Models 3D AutoMobiles http://dmi.chez-alice.fr/models0.html というサイトから拾ってきたものです。~
また、流れ方向は、上記チュートリアルをそのまま使っただけなので、車両の横方向になってしまっています(^^;
バンパー部分詳細
–ちゃんとレイヤーメッシュが作成できています!
ちなみに、checkMeshの結果です。
Mesh stats
points: 1035366
faces: 2836088
internal faces: 2704485
cells: 903434
boundary patches: 7
point zones: 0
face zones: 0
cell zones: 0
Number of cells of each type:
hexahedra: 824372
prisms: 12543
wedges: 0
pyramids: 0
tet wedges: 169
tetrahedra: 1
polyhedra: 66349
また、メッシュ作成時間は、
Written mesh in = 1032.06 s.
Finished meshing in = 1289.88 s.
というログが残っており、正味のCPU時間だと思いますが、拙宅マシンではswapに陥ってしまって、実質 10時間ほどかかってしまいました!!
何はともあれ、1歩前進で、嬉しいことです。