まだベータ版ということで、いろいろ未実装な部分が多いようですが、拙宅のへたれVistaマシンでもちゃんと動いたのでレポートしておきます。
-paraViewと連動させるあたりが、少々面倒でしたが、正式版までにはもうちょっと使い易くなってくれることは期待できそう。
-アプリでは多くのもの(interFoam や、snappyHexMesh とか)がまだ未実装でしたが、全標準ソルバーのうち、ざっと1/5くらいがexeファイルになっておりました。
-帰ってきたFoamXといったところでしょうか。Javaのまったり感が払拭されて、各パラメタファイルは直接編集で軽快に動くようになりました。
ダウンロード
http://sourceforge.net/project/showfiles.php?group_id=252238 より
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-何やらいっぱいあったが、OpenFoam-1.5-win-install を落とせばよさそう。
インストール
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-ダウンロードしたファイルをダブルクリックすれば、インストール画面が起動し、手順通りにやれば、通常
c:\cfd/OpenFOAM-1.5 にインストールされる。
-プログラム本体は、\bin以下のofdesign.exe
**起動画面
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新規ケースの作成
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-File メニューより、NewCase を選択します
-OpenFOAMの通常の作法通りに、runフォルダを作成し、その中でやっていくことにしました。testというケースを作成し、テンプレートは、icoFoamのcavityケースを使用した、ということです。
blockMeshの作成
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-一番右側のウィンドウで、Mesh utilites のタグから、generation – blockMeshを選択し、右クリックからStart
-計算が始まると、最下段にOutputウィンドウが表示され、通常のblockMesh実行時のログが出力される。
icoFoamの実行
-一番右側のウィンドウで、Solvers のタグから、incompressible – icoFoamをダブルクリック
-最下段のOutputウィンドウに、通常のbicoFoam実行時のログが出力される。
-Viewメニューにて、Refreshを実行
-時間フォルダが見えるようになった
可視化準備
-Viewメニューにて、Case folder を実行
-WindowsのFileManagerが起動されるので、ここで新規作成
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-test.OpenFOAMというカラファイルを作成しました(拡張子が重要)
paraViewの実行
-paraViewが立ち上がったら、先のメッセージに従って、Toolsメニューから、ManagePlugin/Extensionを起動します。
-ここで2つのプラグインを組み込みます。
-paraviewのFileメニューから、OpenFileを実行すると、先ほど作成したtest.OpenFOAMが見えるようになるので、これを選択します。
-後は、通常のparaViewの操作と同じです