OpenFoam に、combustionFoam というのがあって、燃焼計算もできるようなんだが、チュートリアルは、表題の dieselFoam (にある、aachenBomb)を使いなさい。。。ということらしい。
ということで、早速やってみたが。。。なかなか大変です。
とりあえずデフォルトのまま、./Allrunで始まって、計算に約10時間。
メッシュはblockMeshで作る単純形状だが、節点数が、178164(この程度ならなんとかなるが、チュートリアルとしては多すぎる)。出力データもサイズの関係か、バイナリ形式でした。
問題は、計算が終わって、可視化しようとしたら、エラーが。。。
–> FOAM FATAL IO ERROR : keyword walls is
file: /home/et/OpenFOAM/et-1.4.1/work/dieselFoam/aachenBomb/0/ft::boundaryField from line 34 to line 34.
From function dictionary::lookupEntry(const word& keyword) const
in file db/dictionary/dictionary.C at line 146.
FOAM exiting
時刻0のデータがなんたらかんたら、、、どうも、時刻0のデータセットと、それ以降の計算出力で、まるで書式も構成も違うので、試しに、時刻0のデータだけ削除してfoamToVTKにかけると、今度はOK。
しかし、paraViewで表示させようとすると、エラーの山!⇒ df 100% (Disk Full) ということでした。(何せ、VMで動かしているので、ディスク容量が実質10GB程度しか使えない。不要なものを削除して、なんとか、全変換に成功。とりあえず可視化は成功。
し、しかし、燃料が噴射される状況は読み取れるものの、燃焼の気配はまるでなし。
+Time=0.0011 sec~
+Time=0.01 sec~
うーん、デフォルトのままでは、失火状況が計算されてしまうということなんでしょうか。
そもそも初期温度や圧力のをどうするかだとか、constantフォルダー中のパラメタを色々調べるうちに、インジェクタもユニットインジェクタにするか、コモンレールにするかの選択があったりして、このあたりを変えると、現象も変わってくるんでしょうねぇ。。。
IgnitionPropertiesというのがあって、これがoffになっていた。diesel燃焼なら自然着火してくれてもよさそうなんだが、、、とりあえず、今日のところは、このパラメタをonにして再計算してみることにした。結果は、帰ってからのお楽しみ。。。ということで。