DEXCS2009-OpenFOAM 起動方法について

DEXCS2009-OpenFOAM版では、GUIで使えるソルバーはsimpleFoam(定常非圧縮ソルバ)だけです。いずれ、これ以外のソルバーについてもGUIで使いたいというニーズが出てくることは想定しておりますが、その際に、DEXCSランチャーそのものの機能追加という方法で対処しようとすると、いずれランチャープログラムが巨大化し、メニューも複雑になって却って使いにくくなってしまう可能性が否めません(市販ソフトの行き着く先?)。

そこでその際には、他の用途(turboFoamとかinterFoamなど)にはそれぞれ別のランチャーで対応しようと考えています。デスクトップ上にランチャーとその本体をDEXCSフォルダー中に配して、DEXCSフォルダーそのものを入れ替えてしまおうというやり方です。

かように基本コンセプトを変更した為、従来のように、「起動したらすぐ使える」ではなく、起動した後に「セットアップ」の作業が必要になりました。

 

解凍してから起動まで

-ダウンロードしたzipファイルを解凍すると、VMware用イメージ(Ubuntu-8.04-Japanese.vmdk)と、設定ファイル(Ubuntu.vmx)が展開されるので、VMwareプレーヤー、またはワークステーションで、「開く」のメニューから、Ubuntu.vmxを選択する。もしくは、ファイルエクスプローラーから、Ubuntu.vmxをダブルクリックする。
-ubuntuの標準インストール手続き(言語、時間、キーボード、ユーザー名の設定)を経て、設定したユーザー名でログインできるようになり、デスクトップにDEXCSというフォルダーのアイコンが現れるはずです。

–言語の選択画面です

–時間帯の選択画面です

–キーボードの選択画面です

–ユーザー名とパスワード、自由に設定できます。数分後、下の画面になります。

–ユーザー名を入力

–パスワードを入力

–ubuntuが立ち上がりました

ランチャーのセットアップ


–DEXCSフォルダーをダブルクリックして内容を調べます

–setup.shをダブルクリックしました⇒「端末内で実行する」を選択します

–2つほど新しいファイルができて、ランチャーのアイコンがなくなりました。⇒ファイル・ブラウザを閉じます。

–デスクトップ上にランチャーアイコンが出来ました。⇒これをダブルクリックします。

フラッシュプレーヤのインストール

-以上の手続きで、DEXCSランチャーは使用可能になりましたが、あと1点。動画チュートリアルを参照するのにフラッシュプレーヤーをインストールする必要があります(ライセンスフリーで使えますが、著作権の関係上、ユーザーが自身でインストールする必要があります)。

–ヘルプメニューから、「ランチャの使い方」を選択します

–プラグインをダウンロードします

–Adobe Flash Player(installer) が選択されていることを確認して「次へ」のボタンを押します

–当然「はい」を選択です

–ログインした時の、自身のパスワードを入力します

–パッケージのインストールには少々時間がかかります

–「閉じる」ボタンを押します

–インストール完了です⇒「完了」ボタンを押します

–動画チュートリアルを閲覧可能になりました

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