新サーバー準備中(2)

Windowの環境はそのまま残して、増設ドライブにサーバーOSを。。。という目論見で、サーバーOSとして当初はUbuntu-8.04.3-serverを考えていた。インストールはさくさく簡単にできて、すぐにwebサーバーが立ち上がってくれるところまでは良かったのですが、コンテンツを移設したり変更したりするのに、GUIなしでやる、、、というのはさすがに辛いものがある。

そこで、もう一つのサーバーOSとしてCentOS-5.3も天秤にかけられるようにしておくこととした。具体的には、増設HDD(1.5TB)を3つの領域に分けて、~
 領域1:Ubuntu-8.04.3-server の /
 領域2:CentOS-5.3 の /
 領域3:/home
領域3は、どちらのOSからも参照できるようにしようというアイデアです。~

で、今日のところ、あれこれやって、ようやく何とかなりましたが、問題は、CentOSのインストールにありました。~
インストールディスクを入れてブートするも、以下のメッセージが表示され先に進まない。
 Loading ata_piix driver…
一度だけ、数時間ほったらかしにしておいたら、次のステップへ進んでいたということはありましたが、、、その先もなかなか進まずに、DVDイメージ書き込みに不良があったかと思って、2度もDVDの焼き直しなどやってみたのですが、症状は変わらず。困ったときのGoogle様で、DELLのマシンに固有の問題かもしれませんが、[[同じような問題:http://centossrv.com/patio/patio.cgi?mode=res&no=1108&pno=0]]があることを知って、この記事の中にあった、

 BIOSのメニューから "Integrated Peripherals > SATA Mode > RAID" と設定。

にて、とりあえず、CentOSのインストールには成功。しかしGRUBが、Windowsを認識してくれなくて、ままよ。。。とそのままインストール完了したら、Windowsの立ち上げ不能となってしまった。GRUBはWindowsのインストールされているディスクに設定されているので、Ubuntu-8.04.3-serverの方は、起動ディスクを変更すれば立ち上がったのだが。。。

Windowsのシステム回復メニューを使ってもなんともならない、、、果て、困った。そういえば、Ubuntu-8.04.3-serverをインストールした時に動いていたGRUBの設定がわかれば、これを転記してやればよいはず。。。どこかにないか。Ubuntu-8.04.3-serverを起動して、/boot/grub/の下を調べると。。。見つかった!という次第。最終的にgrub.conf は以下の通り。

 default=0
 timeout=5
 splashimage=(hd1,5)/boot/grub/splash.xpm.gz
 hiddenmenu
 title CentOS (2.6.18-128.el5) 
     root (hd1,5)
     kernel /boot/vmlinuz-2.6.18-128.el5 ro root=LABEL=/ rhgb quiet
     initrd /boot/initrd-2.6.18-128.el5.img
 title Other
     rootnoverify (hd0,1)
     chainloader +1
 
 title        Ubuntu 8.04.3 LTS, kernel 2.6.24-24-server
 root        (hd1,0)
 kernel        /boot/vmlinuz-2.6.24-24-server root=UUID=6d006030-fffb-45bb-a077-8b187b4cf647 ro quiet splash
 initrd        /boot/initrd.img-2.6.24-24-server
 quiet
 
 title        Ubuntu 8.04.3 LTS, kernel 2.6.24-24-server (recovery mode)
 root        (hd1,0)
 kernel        /boot/vmlinuz-2.6.24-24-server root=UUID=6d006030-fffb-45bb-a077-8b187b4cf647 ro single
 initrd        /boot/initrd.img-2.6.24-24-server
 
 title        Ubuntu 8.04.3 LTS, memtest86+
 root        (hd1,0)
 kernel        /boot/memtest86+.bin
 quiet
 
 # This entry automatically added by the Debian installer for a non-linux OS
 # on /dev/sda3
 title        Windows Vista/Longhorn (loader)
 root        (hd0,2)
 savedefault
 makeactive
 chainloader    +1
 
これで、3つのOSを選択使用できるようになった。但し、問題が1つ残っていて、

 Windowを使いたい場合は、
 BIOSのメニューから "Integrated Peripherals > SATA Mode > IDE" 
 CentOSを使いたい場合は、
 BIOSのメニューから "Integrated Peripherals > SATA Mode > RAID"

という設定を一々事前にやっておく必要があるという点で、[[上に引用した記事:http://centossrv.com/patio/patio.cgi?mode=res&no=1108&pno=0]]の問題と同じだということです、2月に投稿された記事で、いまだに回答がついていないようで、ここは当面、我慢しながら使っていくしかなさそうです。

Share

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.