DEXCS2009-OpenFOAM 製作メモ

いよいよ正式公開(予定)版の製作に着手。ここに製作メモを残しておくこととしました。~
ここはトップページとして項目のリストアップのみ。適宜、要点メモを追加するなり、詳細コンテンツへたどれるようにしていく予定。

 

仮想マシン搭載OSはUbuntu8.04

-UbuntuのVMWare用仮想マシンのダウンロードは[[こちら:http://www.ubuntulinux.jp/products/JA-Localized/vmware]]~
DEXCS2008のUbuntu 7.10はすでにサポートが終了。現時点で入手可能なものは8.04しかない。。。という選択です。

 

仮想マシンの製作環境セットアップ

-基本的には、[[以前に記した方法:http://mogura7.zenno.info/~et/xoops/modules/wordpress/index.php?p=140]]と同じです。ただ、この記事の中で、2つのイメージを、scsi0:0とscsi1:0にマウントするように書いてあり、どちらが起動ディスクになるのかは立ち上げてみないとわからないという状況は変わりません。そうこうするうちに、
 scsi0:0(master)とscsi1:0(slave)でなく、
 scsi0:0(master)とscsi0:1(slave)としたり、
 scsi0:1(slave)とscsi0:0(master)
するうちに起動順序が、安定して馴染んできたりします。
-そこで問題は、起動した後のマウントコマンドで、何をマウントしたかをきっちり確認すること。
 sudo mount -t ext3 /dev/sdb1 /mnt/disk
ですが、場合によっては、起動ディスクそのものをマウントしてしまうことにもなりかねません。
 sudo mount -t ext3 /dev/sda1 /mnt/disk
とすべきかもしれないということ。いずれにせよ、
 sudo ls /mnt/disk/home
としてみて、何も出てこないことを確認しておくこと。

 

デスクトップ日本語表示を英語表示に変更

-Ubuntu8.04の日本語環境では、デスクトップフォルダー名が日本語のそのまんま「デスクトップ」になってしまいました。DEXCSランチャーから呼び出す各種のコマンドの中には、日本語があると動作がおかしくなるものが一部にあるので、「デスクトップ」でなく実体は「Desktop」という英語のフォルダー名にしておく必要がありました。(それでもファイルブラウザ上では「デスクトップ」と表示されています)
-まず起動ディスクを英語フォルダー名に変更(変更方法は別記事掲載予定)した後、その設定($HOME/.config)をリマスタ用イメージ(slave)に反映(コピー)します。
 sudo cp -r $HOME/.config /mnt/disk/etc/skel
-あとリマスタ用イメージにDesktopフォルダーを作成しておくのを忘れないように。。。
 sudo mkdir /mnt/disk/etc/skel/Desktop
Musicだとか、Videosのフォルダーも必要に応じて作成しておく

 

デスクトップ壁紙

-DEXCS本部(?)より壁紙が入荷⇒~
-これを以下、無理やり置き換えてしまう
 /mnt/disk/usr/share/backgrounds/warty-final-ubuntu.png

 

OpenFOAM-1.5.x

-OpenFOAM-1.5.xのダウンロードとインストールについては[[こちらの記事:]]
-入手、およびコンパイルの為に必要なモジュールは以下の通り
 git-core
 libmpfr-dev
 flex
 zlibg-dev
 libqt4-dev
 python-dev
-VWイメージ書き込み環境でも上記インストールを実施しておく
 #apt-get install git-core など
-コンパイルは通常の作業マシンのホームディレクトリにて実施。$HOME/OpenFOAM 以下をごっそり、/usr/localにコピー
 sudo cp -r $HOME/OpenFOAM /mnt/disk/usr/local
 sudo chmod 755 -R /mnt/disk/usr/local/OpenFOAM
-/mnt/disk/usr/local/OpenFOAM/OpenFOAM-1.5.x/etc/bashrc の45行目あたり、foamInstallを変更
 変更前:foamInstall=$HOME/$WM_PEOJECT
 変更後:foamInstall=/usr/local/$WM_PEOJECT
-(コンパイルは単純にVWイメージ書き込み環境でやっておけば良かったかもしれない)

 

pyFoam-0.5.2

-入手先は[[こちら:]]
-/mnt/dev/opt/以下に展開し、VWイメージ書き込み環境にて、
 #cd /opt/PyFoam-0.5.2 
 #python setup.py install

blender関連

-blenderそのものは通常の
 apt-get install blender
-blender スクリプトの置き場所が、ubuntu7.10⇒8.04で変化した
 7.10 : /usr/lib/blender/scripts
 8.04 : /usr/share/blender/scripts/blender/

 

DEXCSランチャー

その他の追加モジュール

-VWイメージ書き込み環境にて
 #apt-get install m4
 #apt-get gnuplot
 #apt-get emacs22
 

チェックディスクとVMイメージの圧縮

-[[DEXCS2008-OpenFOAMの製作メモ(3):]]に記した方法と同じ。

(注)VWイメージ書き込み環境とは

-書き込み用イメージをマウントし、[[VM用イメージ修正スクリプト(edit.sh):]]を実行した状態

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