熱連成問題として、先の自然対流に加えて、最終的にやりたかったのは、上図のように、自然対流を想定した薄壁ケース内部に対して、外部で強制加熱(または冷却)した場合の薄壁内の熱伝導も連成して計算したいというものであった。
上図は、実際に計算できた一例で、
- 全高2000mmに対し、壁厚20mm
- Density 2680
- Conductivity 0.000137
- Specific heat 0.9
で計算しているが、目標スペック
- 全高2000mmに対し、壁厚5mm
- Conductivity 200
には程遠いものがある。
これについても、TreeFoam連成ツールでやってみたいが、自然対流問題が解決できた後の課題としている。
なお、TreeFoam連成ツールを使うとした場合、上図の例では流体領域が2つに区分されることになるが、同一のソルバーを使う限りにおいて、形式的に1つのケースファイルとして適用は出来そうな見込みである。