baffleMeshing by cfMesh

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にアップしておきましたが、ここに補足解説しておきます。

モデルとメッシュ一式は⇒こちら

要旨

cfMeshでバッフルを有するメッシュを普通に作成すると形状が大きく崩れてしまい、とても使い物にならない(snappyHexMeshで作成したものと比べて)という問題があったので、解決策を調査したものです。

結論

CADモデルとしては、厚みの無いシェルではなく、有限の厚みを持たせるようにすれば、それなりにメッシュが作成できるようです。メッシュとして理想的なバッフル(厚みがゼロ)にはなりませんが、実用面を考えれば、実際の対象物の厚みをそのままモデリングすれば良く、メッシュもその厚み(隙間)サイズを再現してくれるので、これはこれでそれなりに使えそうです。

但し、ファンタイプ境界のようにバッフルの表裏面で、変数の受け渡しが出来るのかどうかは課題になりそうです。

 

おまけ

応用例として、OpenFOAM標準チュートリアルの、interDyMFoam/mixerVesselAMI:撹拌槽問題でバッフルが何ヶ所かあるので、これをcfMeshで作成することとし、その際のTipsをほんのさわりだけですが紹介しています。

実はすでにメッシュも完成し、interDyMFoamの計算も問題なく動いています。

このメッシュ作成法ですが、FreeCADの使い方を含めて、Tipsがたくさんありました。そこで、第42回オープンCAE勉強会@岐阜(夏合宿)

演習4:「cfMeshによる実践的なメッシュ作成」

の題材にならんかなぁ・・・と思案中です。

 

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